2018-03-09STOP THE トランス脂肪酸 健康と美は表裏一体
桜歌で取り組んでいる
「今年は自分史上最高の身体をGET企画」
かといって・・・
運動するのはいやですよね?
運動して痩せるってコスパがちょっと悪い気もします。
だって30分間ランニングして200カロリーだったら
ごはん1杯 約140gで235calです。
ピザ1キレで約200calです。
わざわざ、ジムまで行って、30分ジョギングして200cal
だったら、そもそも論ですが、食に気をつけてダイエットした方が
めっちゃくちゃ早い。
毎日、気をつけることで大きな差が生まれます。
なので脱!ダイエットってことで、まず、押えておきたいのが
自分の口に入れる食べ物です。
発毛にしても、美肌にしても、ダイエットにしても
当たり前ですが、「食」は
非常に大きく絡んできます。
↑
上の写真を見てもらってもわかりますが、
ここ最近で、口にするものも大きく変化しています。
だから、あらためて、食の勉強をしていきましょう。
こうした食の提案を美容室から発信する時代に
私たちも驚いていますが、美と食は切ってもきれません。
なので、時間がある方は、この食事バランスガイドを参考にしてください。
さて、今回のテーマはトランス脂肪酸です。
トランス脂肪酸を多く含む食品ランキング15
これだけは避けたいシリーズをお伝えします。
体に様々な悪影響を与えるトランス脂肪酸。
世界中で規制の動きが広がっています。
ですが、日本では残念ながら規制どころか表示義務すらありません。
だから、
自分の身体は、自分で守るしかありません。
トランス脂肪酸を多く含む食品を知ることで、
「食」からの健康を意識したいですね。
これだけで、健康度合が変わると思います。
まずは、トランス脂肪酸を多く含む食品を
ランキング形式でみやすくまとめてみました。
また、代替品や意識したいことなどもまとめてみました、
よかったら参考にしてください。
①マーガリン
まずは定番のマーガリン。
植物性だからバターよりもヘルシーなどと考えているようであれば、
すぐにでもバターに変えましょう。
マーガリンとトランス脂肪酸の関係 バターに変えたほうが良い理由
マーガリンはいろいろな食品の中でも圧倒的なトランス脂肪酸の保有量なのです。
バター派とマーガリン派では、
一昔前はマーガリン派の方がヘルシーで
健康的なイメージでしたが、
今では完全に真逆です。
生産コストはマーガリンの方が圧倒的に原価も安く、
簡単に作れてしまうために皮肉を込めて
「食品ではなく工業製品」とまで言われてしまいます。
「食べるプラスチック」は最近よく聞きますが、
マーガリンへの悪評の代表例ではないでしょうか。
②ピーナッツバター
こちらもマーガリンに続いて、
パンによく塗って使う食品ですが、トランス脂肪酸を多く含みます。
気になるのはトランス脂肪酸だけでなくカロリー、
100gあたり600kcalもあるのには驚きですよね。
パンを美味しく食べる必需品です。
食品は国産の方が信頼感が多いのですが、
ピーナッツバターはトランス脂肪酸を意識すると逆になります。
国産はトランス脂肪酸の表示義務がないために、
企業側は積極的に使います(低コストな為)。
海外では、トランス脂肪酸への風当たりはとても厳しいので、
輸入品で代替えすることをオススメします。
③マヨネーズ
サラダにかけるだけでなく、
調味料や隠し味、フライパンに油代わりにひいたりと、
用途の多様性は特筆すべき点です。
マヨネーズの料理への万能性は言うまでもありませんよね。
どんな食材にも使う「マヨラー」という人もいるぐらいです。
ですが、トランス脂肪酸は安い植物油を水素添加という加工を
施す際に発生します。
また、カロリーハーフの方が塩分濃度が高く、
添加物がてんこ盛りなのは意外と知られていません。
マヨネーズはトランス脂肪酸が有害 カロリーハーフにも危険性が
半分以上が油であるマヨーズは、
トランス脂肪酸の塊のようなものになってしまうのです。
マヨネーズは、ほんの少し手間ですが自作してしまいましょう。
市販のマヨネーズにはトランス脂肪酸たっぷりの安い油です、
替わりにオリーブオイルで作ることでヘルシーな食品へと生まれ変わります。
使う材料は4つだけ、簡単なので是非試してみて下さい。
④ショートニング
ショートニングと聞いてもピンとこない人も多いと思います。
ショートニングは植物油由来の半固形の食用油脂です。
形状や性質はマーガリンと同じようなものです。
用途は、お菓子や菓子パン作りに使われ
「サクサク」や「しっとり」などの食感をだすためには欠かせないのです。
でも、トランス脂肪酸の保有量は極めて高く、
マーガリンを凌ぎます、使用用途の関係で順位は下げましたがトランス脂肪酸の塊なので注意です。
ショートニングの危険性とは トランス脂肪酸とアレルギーの原因にも
⑤コーヒークリーム
喫茶店などで飲むコーヒーには、
プラスチックの入れ物に入ったミルクが付いてきますよね?
そうあのミルクです、「コーヒーフレッシュ」などと呼ばれたりもします。
正確にはミルクではなく、ミルクっぽく仕立てたものです。
原材料は
植物性油脂
乳化剤
増粘多糖類
カラメル色素
PH調整剤
つまり、水と油、添加物で作られ、ミルクの欠片も無いのです。
原価も驚くことにタダ同然なのです。
せっかくの珈琲です、今日から「コーヒーフレッシュ」は辞め、
入れるなら牛乳です。
⑥カップ麺
そもそも、身体に良いと思って食べてる人などいませんよね?
ですが、忙しい時や料理が面倒な時には便利な食品です。
美容師のアシスタント時代の昼食を1年ほどカップ麺を食べていた時期がありました、健康診断は1年でボロボロになりました。
原因はコレだけではないでしょうが、
カップ麺を辞めて健康を意識したおかげで1年で全て正常値にもどりました。
カップ麺にはトランス脂肪酸だけでなく
添加物が数え切れないほど入っています。
たまに食べると物凄く美味しいのですが、ほどほどにしましょう。
⑥フライドポテト チキンナゲット フライドチキン
いわゆる、ファストフード全般です。
トランス脂肪酸に関しては、
食材に原因があるのではなく「揚げる油」が原因となります。
ファストフード店は1日に数え切れないほどの揚げ物を行います。
使われる油は、当然のように低コストのものを繰り返し使用します。
ただ、揚げる油を抜きにしても「添加物の宝石箱」です、虫も食べることもなく腐りもしないハンバーガーなど身体に良いわけがありません。
アメリカで某ハンバーガーチェーン店は、
トランス脂肪酸の健康被害を巡って訴訟が起き、
和解金で9億円を払っています。
たまに食べると美味しいのはとても理解できます。
カップ麺と同じようにほどほどにしましょう。
⑦クッキーやビスケット
意外かもしれませんが、
トランス脂肪酸はお菓子類にも多いのです。
クッキーやビスケットにはバターやマーガリンが使われています。
そして、安価なものほど企業も努力し原価を切り詰めています。
当然のように使われるのは安い油となってしまうのです。
クッキーやビスケットは辞めどきを見失って、
あるだけ食べてしまったりしませんか?
あらかじめ皿に別けたり、量を決めて食べることをオススメします。
⑧菓子パン
菓子パンもバターやマーガリンが多く使われています。
最近ですと、菓子パンを何処で買いますか?
多くの人はコンビニではないでしょうか、
ちょっと小腹が空いたときや朝食代わりに最適ですよね。
私も何故かわかりませんが、朝からメロンパンが食べたくなることがあります(笑)
コンビニで売っている多くは安価なものです、
企業努力の賜物なのでしょうが、
トランス脂肪酸を避けたいのであれば控えることをオススメします。
⑨ポテトチップス
これはファストフードのポテトと同じ理由で、
じゃがいもではなく揚げる油が原因です。
コレを我慢するのが一番つらかったです(笑)
ですが、安心して下さい。
マヨネーズと同じで、手作りで結構いけるものなのです。
ある家は、揚げ物禁止(油の処理に困る)なので
フライヤーで作りますが本当に簡単に出来ます。
晩ご飯がコレだけの時もあります、それぐらい美味しい!
⑩冷凍食品
電子レンジを使って解凍するタイプの冷凍食品です。
具体的には、ピザや唐揚げ、最近ですと
チャーハンやピラフも美味しいですが注意です。
ここまで読んでくれた人なら、もう原因はわかりますよね?
そう、油が原因なのです。
冷凍食品も冷凍庫に突っこんでおけば、
賞味期限も気にする必要がないので、忙しい時や面倒な時にとでも重宝しますよね。
でも、トランス脂肪酸は多いので、ほどほどにしておきましょう。
さいごに
トランス脂肪酸を全て避けるのは難しいと感じましたか?
私たちの暮らしの中に深く溶け込んでしまっているので
完全に避けきるのは難しいかもしれません。
ですが、避けようとする小さな意識が、
長い目でみればトランス脂肪酸を摂取する量を減らしてくれます。
まずは、避けれるものから少しづつ始めることをオススメします。
アメリカでは2018年6月までにトランス脂肪酸の全廃が
確定しています。
世界中でそういった流れが起きているので
日本も近いうちにトランス脂肪酸は無くなることでしょう。
ただ、なぜこのような危険な油が使われるかというと、
低コストができるからなのです、
トランス脂肪酸が叩かれ始めたので、
企業側もパーム油という更に安くて危険な油に切り替えてきています。
トランス脂肪酸を使ってないと謡えて更に安く仕上げられるので、
企業側は願ったり叶ったりなのです。
でも、そこにも大きなワナがあるので注意してください。
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